中古トラクターの価格の相場・選び方の3つのポイント【ブランド別】

農機具

手に入れたい農機具といえば「トラクター」。でも、新品は高価でなかなか手が出ないという方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのは「中古トラクター」です。

中古と言うと「使い古されてほとんど使えない」ものをイメージしていませんか?実は、中古でもあまり利用されていない新品同様のものから、整備済みで使用するのに問題のないものも。

機能面では最新のモデルとあまり違いがないことが多いため、「絶対に最新型がいい!」という人以外は、むしろ中古が狙い目なんです。

今回は、中古トラクターの価格の相場、選ぶポイントについて紹介します。お得にトラクターを手に入れて、快適な作業を実現しましょう。

中古トラクターの価格相場

中古トラクターを購入する際、まず気になるのは「価格」ですよね。中古トラクターの価格は「馬力・走行時間・年式」で決まります。

それぞれどのように値段がつけられているのか、お得な買い物をするためにチェックするポイントはどこか確認していきましょう。

1.馬力

トラクターの値段に大きく関わるのが「馬力」です。新車のトラクターの価格は「馬力×10万円」を目安に値付けされています。中古の場合は約3分の1。「馬力×3万円」が目安です。

販売されているものが高すぎないか、もしくは安すぎないか確認しましょう。

2.走行時間

トラクターの寿命に関わるのが「走行時間」。トラクターの寿命は「馬力×100時間」が目安です。
アワーメーターがある場合は、既にどれくらい使われているのかチェックして、残りの寿命を計算してみてくださいね。

中古トラクターの価格が新車の3分の1のため、寿命が3分の1以上残っている場合は、お買い得ですよ。

3.年式

トラクターの年式が古い場合は、価値が下がります。古いから機能が良くないというわけでなく、25年、30年落ちしたトラクターはパーツの供給が終了していて、手に入らないことも。

中古のトラクターは、整備して使う必要があることがほとんど。そのため、整備できる人がいなかったり、パーツが手に入らなかったりするほど古いモデルは不具合があったときに、どうしようもなくなってしまいます。

古すぎる年式のものは避けるのがおすすめです。

中古トラクターを選ぶポイント

中古トラクターを選ぶポイントは、価格だけではありません。中古トラクターを選ぶときに、絶対にチェックしておきたいポイントは3つ。整備状況・アフターケアの有無・部品の年式です。それぞれ詳細を確認していきましょう。

1.整備状況

中古トラクターを購入した後、一番大変なケースが「整備されていないもの」を購入したときです。購入した後に、整備が必要だったことを知ると、予想以上に費用がかかったり、そもそも使えなかったりする場合も。

そのため、事前に整備されているものを購入することが重要です。事前に整備されているかどうかは、販売店を見るのがポイント。掲示板のようなサイトで販売されている場合は、整備状況が分からないことがほとんどです。

また、整備保証がない場合は、動かないガラクタ状態の中古トラクターを取り扱っていることも…。製造メーカー、修理メーカー直営の店舗から販売されているものだと、しっかり整備されていることが多いですよ。購入前に整備済みかどうかは事前に必ず確認しましょう。

2.アフターケア

最初はきちんと整備されていても、その後使っていくうちに気になる点が出てくることも。そのときにアフターケアも任せられる店舗で購入することがおすすめです。

中古といえどもトラクターを購入するとなると安くはない買い物ですよね。せっかく購入したのに短期間しか使えなかった、ということになってしまわないようにリスクヘッジをしておくことも重要です。

3.部品の年式

トラクターの年式が古くなると、部品の取扱自体が終了してしまうことも。例えばクボタは、トラクターの生産中止から7年間が部品供給の目安になっています。

年式が古いものを購入する際は、「いつ生産終了されたのか」「部品の供給期間内か」を確認しておきましょう。部品が手に入らないものは、不具合があっても修理できないことも。避けるほうが懸命です。

中古トラクターをブランドで選ぶ

中古トラクターを選ぶときには、ブランドで選ぶのもおすすめです。大手のブランドは、部品を取り扱っている整備店も多く、整備できる人も多いためメンテナンスがしやすいのがメリット。

トラクターで人気のブランドといえばクボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ農機など。それぞれどのような特徴があるのか理解して、購入するブランドを決めてみてはいかがでしょうか。

クボタ

国内最大の農機具メーカー「クボタ」。業界2位以下とは圧倒的に突き放しており、国内シェアも伸ばしている国内トップブランドです。商品のラインナップも豊富な老舗メーカーのため、初めてのトラクターや、どのブランドを選んだらいいのか分からないという人は、クボタを選ぶと間違いないでしょう。

トラクター以外の商品も充実しているため、全ての機械をクボタのみで揃えることも可能。すでにクボタの商品を持っている人は、メンテナンス窓口も一括できるメリットも。

耐久性が高く、海外への輸出も人気のため、中古の商品でも他のメーカーに比べて高額なことが多いのも特徴です。

ですが、故障が少なく耐久性が高いため、中古でも長く使えることが多いんですよ。特にエンジンの耐久性が高いため、稼働時間が長い人や長期間使いたい人におすすめです。

ヤンマー

産業・船用エンジンの製造も手がけるヤンマーは、エンジンの性能が高いことが特徴です。国内シェアはクボタに続いて2位。

パワフルかつスムーズに操作できるので、使いやすいと評判です。特に、小型トラクターではクボタを上回る高評価の商品も。また、デザインにもこだわっているため、スタイリッシュなトラクターが欲しい、という人にもおすすめです。

耐久性が高い一方、メンテナンスに少し手がかかるのも特徴。ですが、アフターサービスがしっかりしているため、近くにヤンマーの店舗がある場合におすすめのブランドです。

イセキ

国内シェア3位のイセキは、大規模農家向けの製品が充実しています。自社製品の開発に力をいれており、革新的な新機能を投入している実績があるメーカーです。一方、シンプルな構造のため、メンテナンスしやすいのもメリット。

クボタやヤンマーに比べると特徴的な機能が多く、個性的なメーカーとも言われているイセキ。エンジンのフィーリングなども異なっているため好き嫌いも分かれており、中古のものは相場よりも安くで販売されていることも。

小型トラクターよりも、大型トラクターの評価が高いのも特徴です。

イセキの商品が好き、という人には中古だとお得に手に入れられるためおすすめですよ。

三菱マヒンドラ農機

2015年にインドのマヒンドラ社と戦略的協業のため「三菱マヒンドラ農機」と名前を変えた三菱農機。日本国内の4大メーカーと言われています。

大規模経営向けの重機に強いことや、クボタからのOEM製品が多く、中古のものは自社開発製品とOEM製品の価格の差が大きいのも特徴。三菱ブランドのため拠点も多く、アフターメンテナンスもしっかりしていることから安心して利用できるメーカーです。

トラクターは中古でお得にゲットしよう

中古のトラクターは

  • 寿命が3分の1以上残っている
  • メンテナンス・アフターケア付き
  • 部品の供給期間内

のものを選ぶと、賢くお得に手に入れられますよ。

これからの農作業をお得に・長く手伝ってもらえるようなトラクターを手にいれましょう。

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