稲刈り機(コンバイン/バインダー)の種類・価格の目安・選び方のポイント【レンタル可能】

農機具

「稲刈り機が欲しいけれど、どれがいいのか分からない」というあなた。稲刈り機は大きさやモデル、価格、ブランドなど選ぶポイントがたくさんあって、自分にあったものがどれなのかなかなか分からないですよね。

そこで今回は稲刈り機の種類・価格の目安・選び方のポイントについて解説。レンタルや中古などお得に手に入れる方法についても紹介します。稲刈り機の導入を検討している人は必見ですよ。

稲刈り機の種類

まずは稲刈り機の種類についてです。稲刈り機は「コンバイン」と「バインダー」の大きく2種類に分類されます。一般的に稲刈り機として知られているのはコンバイン。稲を刈り取って、脱穀し、選別までできる機械です。英語で「組み合わせる」という意味の「combine」が由来になっています。

一方バインダーとは、刈り取り・結束させる機械。脱穀までは行わないことがコンバインとの違いです。バインダーで束ねた稲は、天日干しなどで乾燥させた後、脱穀機で脱穀します。

コンバインは、バインダーと脱穀機で行っていた作業を一度に行えることから、一般的に作業効率をあげるために利用されています。

サイズの違い

コンバインの種類はサイズによっても違いがあります。田んぼの大きさだけでなく、あぜ道を通ることのできるサイズなのか注意して選びましょう。

コンバインは、小型特殊免許や普通自動車免許を持っていたら、公道を走ることが可能です。幅が1.8m、長さ4.8m、高さ2.1m以上のコンバインは大型特殊免許が必要になるので注意しましょう。

また、一度に何条刈り取るかによって、条数が決まります。条数が大きいもののほうが、当然サイズも大きくなりますよ。

コンバインを選ぶときには、免許があるサイズ、そして田畑に入れるサイズが重要なのです。

米麦専用自脱型

コンバインには、稲や麦専用の自脱型コンバインと、どんな農作物でも利用できる普通タイプがあります。

自脱型コンバインは、刈り取りをするバインダーと、脱穀機の機能を併せ持つ機械で、自動で脱穀から選別まで行います。一度に全ての作業ができるので作業の効率化に有効。

また、稲や麦専用のため、選別機能も普通型に比べると優れていることから、米専門農家に人気のタイプです。

どんな作物にも対応できる普通タイプ

多品種を栽培する場合には、どんな作物でも対応できる普通タイプがおすすめです。作物ごとに収穫キットが必要になりますが、一大で多品種に対応できるためお得ですよね。

ただ、作物の茎部分も取り込んで選別するため、自脱型に比べると選別の性能は劣ります。

稲刈り機の価格の目安

稲刈り機は条数・馬力によって金額は大きく変わります。安いものだと200万円弱。高いものになると1000万円を超えるものもたくさんあります。

どのようなサイズや馬力が必要なのか。どのような機能が必要なのかで考えていきましょう。

他のブランドと比べるときは、同じ条件で比べてみてくださいね。

稲刈り機の仕組み

稲刈り機は、刈り取りから雑穀までどのような仕組みで行っているのか気になりますよね。

まずは刈り取り部で刈り取りをします。油圧によって上下に操作しながら、バリカン状の刈り取り場で刈り取っていきます。効率的に脱穀できるように、計算された長さで刈り取られるのがポイントです。

刈り取られた作物は、脱穀部へ搬送されます。搬送はチェーンによって強制的に行われ、次の脱穀部に運びます。脱穀部分の仕組みは、従来の自動脱穀機と同じです。

稲刈り機はレンタルもできるのか

小規模稲刈り機は安いものでも200万円近くする高額な農機具。小規模農家にとっては短期間しか使わないため、わざわざ購入するのはコストパフォーマンスが高くなってしまうことも。そこでおすすめなのはレンタルです。

稲刈り機はレンタル農機具としても貸出されています。また、近くで稲刈り機を持っている農家がいれば、日にちや時間などを交渉して貸してもらうこともおすすめですよ。

中古の稲刈り機の選び方

新しいものを購入すると効果な稲刈り機。そのため中古の物を安くで手に入れたいという方も多いのではないでしょうか。中古の稲刈り機を選ぶときには、どんなことに注意して選ぶのがいいのでしょうか。

重要なのは、「走行時間」と「整備状況・アフターケア」です。
農機具の走行時間は、馬力×100時間程度だと言われています。そのため、走行時間を見て、あとどれくらい寿命が残っているのか計算してみましょう。半分以上寿命が残っているのに、半額以下だとお得な価格だと分かります。

また、中古のものはきちんと整備されているのか、アフターケアはしてもらえるのかも確認することが必要です。年式が古すぎるものは、部品がなくて整備できないものも。アフターケアも購入からどれくらいしてもらえるのか確認しておきましょう。”

稲刈り機のおすすめのブランド

稲刈り機を購入するときには、ブランドを見て購入するのもおすすめです。ブランドごとに、エンジンや機能の差やくせがあることも。機能以外にも、運転のしやすさや乗り心地などで選ぶのもおすすめですよ。

また、人気のブランドは、中古になっても高値で売り手が見つかりやすかったり、修理できる場所も多いなどのメリットも。では、コンバインでおすすめのブランドは何があるのでしょうか。

クボタ

国内の農機具のトップシェアをしめるクボタ。農業に詳しくない人でも名前は聞いたことがある、という人も多いブランドです。
自脱型コンバイン・普通型コンバインはもちろんバインダー・ハーベスタも種類豊富。食味・収量センサや無線LANユニットが搭載されているものなど特別な機能があるものから、シンプル装備のワールド仕様のものが選べます。GPSを活用したコンバインを発売予定で、効率のいい収穫を目指しています。

また、条数も2〜6条と豊富なことから、希望のサイズを選べますね。値段は馬力によっても変わります。安いものだと200万円〜。高いものになると1000万円を超えるものも。

必要な機能とコストパフォーマンスを考えながら選ぶのがおすすめです。

ヤンマー

ヤンマーはクボタに続き、国内2番手の農機具メーカー。コンバイン・バインダー・自走自脱型などがあります。

条数は2〜7条で、安いものだと150万円程度から販売されています。ロスを軽減するシリーズがあることからも人気のメーカーです。

どちらのブランドも、国内に多数店舗があり、部品も手に入りやすく、修理可能な場所も多いので使いやすいですよ。近くにヤンマーの店舗しかない、という場合は修理をすることを考えてヤンマーを選ぶ人も多数。また、他の農機具のブランドと合わせるのも、管理を一箇所でできるためおすすめです。

必要な機能や、サイズ、条数や馬力などから機種を絞り、実際に乗ってみて乗りやすさで選ぶのもおすすめです。

稲刈り機を使って効率的に作業しよう

稲刈り機の選び方は分かりましたか?稲刈り機を使うと、今まで手作業でしていた工程を機械で行うことができます。作業効率の大幅な改善や、身体への負担も減らせますよ。
また、作業効率があがると、作付けする面積を増やして収入アップも見込めます。

高額なイメージのある稲刈り機ですが、レンタルや中古のものを利用すると、低コストで稲刈り機を利用することが可能です。悩んでいる方は、まずは、稲刈り機があるとどれくらい作業効率があがるのか、試してみるのはいかがでしょうか。

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