イチゴの栽培は難しいの?家庭菜園でも簡単にいちごを育てる方法

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ころんとした愛らしい形と、甘酸っぱい味で、老若男女から愛されるイチゴ。「イチゴは栽培するのが難しい」と聞いて、栽培するのを諦めてはいませんか?

確かにイチゴを販売用として大量に作るのは難しいですが、家庭菜園として楽しむなら、ポイントをおさえると意外と簡単に実をつけてくれます。

今回は、一般的ないちごの栽培方法と、家庭菜園でも簡単に栽培できるコツを紹介します。ぜひ、イチゴの栽培にチャレンジしてみてくださいね。

イチゴの栽培の時期

イチゴのシーズンはいつか知っていますか?「年中ケーキの上に乗っているから、一年中食べられるのかな?」と思っている方もいるでしょう。

実は、イチゴの旬は5〜6月です。一般的には9〜10月に植え付けます。

イチゴが一年中食べられる理由は、「一季なり」と「四季なり」の2種類があるからです。一季なりは、旬の季節だけに収穫できるイチゴ。そして、四季なりは年中収穫できるイチゴです。冬でもイチゴが食べられるのは、四季なりのイチゴをビニールハウスや室内などの温かいところで育てているからなんですね。

四季なりのイチゴももちろん美味しいのですが、一季なりのイチゴと比べると大味になりやすく、肥料も多く使わないといけないため、栽培の手間もかかります。

初心者が簡単に作るには一季なりのイチゴがおすすめですよ。

イチゴの栽培は難しいの?

一般的にイチゴの栽培は上級者向けだとされています。その理由は、栽培の難しさです。

イチゴの実は土に触れてしまうと病気になりやすいため、土に触れないように育てる必要があります。また、アブラムシをはじめとする虫がつきやすいこと。乾燥に弱く、冬でも水やりが必要なこと。肥料を実がつかないことなどたくさんの理由があるんですよ。

特に、肥料の量は土の状況によっても変わるので、ベテラン農家でも失敗しやすいポイントです。

このように栽培が難しいとされているイチゴはどのように作られているのでしょうか。

イチゴの栽培方法

イチゴは寒さに強く、マイナス6度でも耐えられます。一方、暑さには弱く、5度以下の空気に触れないと花が咲かないとも言われています。

ですが、あまりにも寒いと実が育たないため、温度調節が非常に大切です。

では、イチゴはどのように育てるのが一般的なのでしょうか。

一般的な「ハウス栽培」

一年中需要が高いイチゴは、ハウス栽培をして、出荷までの期間を短縮していることがほとんど。そのため、ビニールハウスで育てやすく品種改良されているイチゴが多いんですよ。

寒いところを好むイチゴですが、凍ってしまうと身をつけることができません。そのため、寒い地域では、ビニールハウスで寒さ対策をしながら育てることも多いんですよ。

「水耕栽培」で作られることも

また最近では水耕栽培をしているところも。水耕栽培とは、土を使わず水だけで栽培する方法です。

草刈りをする手間もいらず、管理が簡単なことや、成長のスピードが早いこと、農薬を使わなくても栽培可能なことなどから注目されています。

家庭でも、水耕栽培をする容器や培養液を準備すれば、水耕栽培も可能ですよ。

家庭菜園でイチゴを育てる方法

では、家庭でイチゴを育てるときには、どのように育てるのがいいのでしょうか。

水耕栽培でも育てることができますが、部屋の中にスペースを作るのは難しいものです。簡単に育てるには、イチゴ専用のプランター「ストロベリーポット」を使って栽培するのがおすすめです。

では、さっそくどのように育てるのかチェックしていきましょう!

イチゴ専用のプランターでの栽培方法

イチゴは一般的なプランターでも育てられますが、イチゴ専用のプランター「ストロベリーポット」を使うのがおすすめです。

イチゴは土に触れると、病気になりやすいと説明しました。ストロベリーポットは、普通のポットよりも高さがあるため、実をつけたときに鉢の外側に垂れ下がるので、実が土について病気になってしまことを防げます。

また、子苗を育てるためのポケットがあり、見た目にもかわいらしくなるのが特徴ですよ。

プランターと土を準備したら、イチゴの苗を購入して植え付けましょう。葉っぱの付け根「クラウン」呼ばれる部分が重要です。深すぎても浅すぎても育ちにくいので、クラウンが土に埋まりすぎないように、少し地上に出して植え付けましょう。

植え付けた後は、土が乾いたら水やりをします。マイナス6度程度までは耐えられますが、雪に埋もれてしまうと育ちにくくなるので、雪が多い地域は注意してくださいね。

2月になると、枯れた葉っぱを取り除き、株元の風通りを良くしましょう。軽く追肥をするのもおすすめです。

3月になると花が咲くので、綿棒や筆などで受粉させてあげましょう。4〜5月ころになるとイチゴが収穫できますよ。

来年も続けてイチゴを作りたい場合は、親株から伸びているつるのような「ランナー」を育てましょう。ランナーを育てるのは、簡単。根っこがでてきたら親株から切り離して、植え付けるだけです。

新しく苗を作ることによって、病気に強くなったり、実をつける数が減ることを防げますよ。

イチゴの栽培におすすめのキット

初心者がイチゴの栽培をするには、栽培キットを利用するのが簡単です。

栽培キットでおすすめなのは、苗・培養土・肥料・ストロベリーポットがセットになったもの。水耕栽培用のセットや、種から育てるものもありますが、そもそも芽がでないこともあります。そのため、既にある程度成長した、苗から育てるのがおすすめですよ。

キットは、苗を扱っているホームセンターや、インターネットからでも購入できます。

育てる場所のスペースに合わせたサイズにすること、また、育てたい種類のイチゴを購入することがポイントです。

冬の時期のイチゴの栽培方法

寒いところを好むイチゴですが、冬の間は成長せず、休眠期に入ります。そのため「イチゴが大きくならない」と心配しなくても大丈夫です。

休眠期のイチゴは、余計な養分を使わないように、地面にはりついたような体制になったり、余計な葉っぱを枯らしたりしますが、株が弱っているわけではないので安心してくださいね。枯れた葉っぱは、養分を使ってしまわないように摘み取ってあげましょう。

また、冬の間も花をつけることもありますが、実まで成長しないので、養分が取られないように摘み取りましょう。

イチゴの栽培におすすめの肥料

イチゴの栽培で難しいのは、肥料の量です。肥料をあげすぎると、花が咲かなくなってしまいます。

ですが「肥料をあげないと、実が育つのか心配…」とついつい肥料をあげてしまいますよね。実は、プロにとっても肥料の量を調節するのは難しいもの。初心者は、「マグァンプK」のような、根っこから出る酸や微生物の働きで溶けるタイプの肥料がおすすめです。

マグァンプKは、水に溶ける成分と溶けない成分が混ざっており、土壌内に栄養が行き渡ると、栄養分が溶け出さないようになります。何もしなくても調節してくれるので、安心ですね。

イチゴを家庭菜園で育ててみよう

家庭菜園の初心者でも、家庭菜園用のキットやストロベリーポットを準備すれば、お家でイチゴの栽培を楽しめます。白い愛らしい花、そして少しずつ色づいて大きくなるイチゴを見ると、感動すること間違いなしです。

「収穫した後は、どうやって食べる?」「お店のイチゴと味は違うのかな?」と家族と収穫を待つ時間も楽しめるはず。

ぜひ、イチゴをガーデニングとして楽しんでみてくださいね。

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