2019年の野菜のトレンドは「美容」と「健康」次なるブームの野菜とは!?

作物別

売れる野菜を作るためには、トレンドを抑えておくことがポイントです。大規模農家の場合は、長年同じ品種の作物を作ることも多いでしょう。また、単一農家の場合は、代々決まった作物のみを作ることが一般的。

一方、小規模農家やこれから農業を始める人は、トレンドに合わせて「売れる」野菜を作っていくことが、収益アップのチャンスになることは間違いありません。

そこで今回は、2019年に作るべき野菜が分かるトレンドを紹介します。

2019年の野菜のトレンドは「美容と健康」

2019年の野菜のトレンドは「美容と健康効果」がキーワードです。TVCMでも「ダイエット」「糖質制限」との言葉を聞かない日がないほど、人々の健康への意識が強まっています。コンビニに並ぶ新製品にも「糖質オフ」「ロカボ」を売りにした商品が次々と並んでいます。

特に、糖質制限は老若男女問わず注目されているキーワード。ハンバーガーショップでは、バンズをぬいた肉と野菜だけのハンバーガーも一般的になってきました。また、欧米では野菜を専用のスライサーで細長くカットし、麺に見立てた「ベジタブルヌードル」が流行しています。

糖質制限によって、野菜が主食にされる時代がきているのです。

野菜を主食にする置き換え商品が流行

野菜を炭水化物の代わりにするために、いち早く立ち上がったのが「株式会社サラダクラブ」です。欧米で人気のベジタブルヌードルを、気軽に食べられるようにと大根・にんじん・ケールなどを麺状にカットした「ベジタブル麺」を2018年10月から販売。また、お米の代わりとして使える「キャベツライス」まで販売されているんですよ。

カット野菜を買い慣れている層から「手軽に置き換えができる」と人気となり、目新しさからSNSで拡散され知名度が急上昇しました。

サラダクラブに続き、大手スーパーのイオンも2018年11月よりカリフラワーとブロッコリーのベジタブルライスを発売。

2019年も「野菜を主食」にした商品は数を増やしていくだろう。今までと同じ野菜でも、形状を変えるだけで、新たな購買動機を生むことができることがポイントです。

「健康野菜」として注目されている野菜は?

野菜が主食になりつつなる中、野菜そのもののの成分にも注目が集まっています。「◯◯に効く」という情報で突如ブームになる野菜も。

では、今はどのような野菜が注目されているのでしょうか。

「天然のインシュリン」が含まれるキクイモ

数年前にテレビの情報番組で紹介されたことがきっかけで、人気に火がついた野菜が「キクイモ」です。天然のインシュリン成分と言われる「イヌリン」を含むことから、血糖値をコントロールできる効果があるとして、人気に。日本ではそれほど馴染みの深い野菜ではありませんが、フランス料理ではスープやソースなどに利用し、ポピュラーな野菜として使われています。

キクイモは一過性のブームとなるだけでなく、今では直売所でも販売され、安定した需要を作っています。

サプリの原料としても使われる「スプライト」

野菜やマメの新芽の総称「スプライト」。生長した野菜よりもビタミンやミネラルを豊富に含むことから、注目されています。

特に人気を集めているのは「ブロッコリースプライト」。肝機能の改善に有効だと言われる「スルフォラファングルコシノレート」と呼ばれる成分が含まれています。

その他にも、エンドウの新芽やカイワレ大根など、売り場面積を広げているスプライトは注目の商品です。

世界的にも人気となっているスプライトですが、生食するため食中毒問題が起きやすいのがネック。そのため、密閉式の植物工場で栽培が中心になっています。これから伸びる分野だと言われていますが、まだ参画している企業が少ないため、穴場だと言えるでしょう。

もう甘いだけでは満足できない!クセのある野菜とは?

数年前は、高糖度の野菜が注目されていましたが、最近はクセのある野菜がトレンド。食べ物に健康効果を求めるようになっている風潮から、野菜にも本来の味を求める傾向が強くなっています。

クセのある野菜はトレンド性が高く、大量に消費されるものでもないので小規模農家でもチャレンジしやすいジャンル。トレンドの野菜をチェックして、挑戦してみるのもおすすめですよ。

苦味・酸味・辛みなどの味もポイント

甘いだけの野菜では満足できない消費者から選ばれているのは「辛み・苦み・酸味」のある野菜です。高糖度のフルーツトマトが注目されていましたが、今改めて人気になっているのは料理に使いやすい「酸味のあるトマト」。

また、野菜だけでなくリンゴやみかんなどの果物も「甘いだけではなく、酸味があるものが良い」という消費者も増えているんです。

甘いりんごはそのまま食べるのは美味しいですが、アップルパイやジャムなどを作ると、甘ったるさだけが口に残ってしまうもの。そのまま食べるだけでなく、料理をしたときに他の材料とマッチするのか、味を引き立てられるのかというのもポイントになっているんですよ。

エスニック料理のブームも続いている

近年のエスニック料理のブームで注目されている「コリアンダー」。パクチーとも呼ばれ、東南アジア料理では欠かせない香草です。

独特の香りがあるコリアンダーは、ファンになる人も多く、一過性のブームで終わらず定番の香草として定着しました。洗って、切ってトッピングして食べるだけなので、家でも簡単に取り入れやすいのもポイントです。「根がついているものの方が毛織が強い」「ビタミンや抗酸化成分が含まれている」として、今では根付きで販売されることも多いんですよ。

根強いファンがいるものの、地方ではまだ扱っていないエリアも多いもの。あなたの周りでは販売されているかチェックしてみるのもおすすめです。

密かにブームになっている「伝統野菜」

高級レストランのシェフ達が、今注目しているのは「伝統野菜」。各地域の特色を活かして作られる伝統野菜は、それぞれに個性や特徴があるものが多いんです。野菜が主役になりつつある今、改めて注目されているんですよ。地方にしかない野菜を求めて、東京・京都の料理人さんから熱いラブコールを受ける伝統野菜も。

伝統野菜は生産者を限定しているものもあり、簡単に作ることはできませんが、あなたの地域で作れるものはないか確認してみるといいでしょう。新規で農業に参画する場合も、「地域の伝統野菜を受け継いでいきたい」と交渉してみるのもおすすめです。

トレンドの野菜を使って収益アップ

「トレンド野菜を作っても、一過性のブームで終わってしまうだろう」「どうせ売れないだろう」と、新しい品種は作らない農家も多いのですが、人々の健康への意識が強まっている中、トレンド野菜は「売れやすい」野菜であると言えます。

伝統野菜や、他の農家が作っていないような品種は希少性が高いので、地域に卸すだけではなく、全国に販売することも可能。消費者に直接販売するのではなく、レストラン・料理人達に需要がある野菜を作ることもポイントですよ。

これから収益を伸ばしていきたい、新しいことにチャレンジしたいという方は、今回紹介したトレンドをポイントに、新たな挑戦をしてみるのはいかがでしょうか。

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