農業もマーケティング視点を!今すぐしたい農家の市場リサーチの方法とは

農業ノウハウ
Glass glowing light bulb and business sketched ideas

稼ぐ農業を行うには、ただ同じ作物を作っているだけではNG。これからは農業もマーケティング視点を持って、商品を作っていく必要があるのです。

「具体的にどんなことをしたらいいのか分からない」というあなた。まず始めるべきは「市場のリサーチ」です。

今回は、農家が行うべき市場リサーチの方法について紹介します。

これからは売れる野菜を作る必要あり

農業で稼いでいくためには、「売れる」野菜を作ることが重要です。

「今作っている野菜は、周りでも作っている人が多くてなかなか高値にならない」「旬の時期にどうしても値下がりしてしまう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

同じ作物を作っていると、その作物の価値が下がってしまったときのリスクが高いものです。新しい作物に挑戦するには時間もかかりますが、収益を上げるためには必要なチャレンジです。では、売れる野菜はどのように判断すればいいのでしょうか。

消費者のニーズを知ることがポイント

売れる野菜を作るためには、消費者のニーズを知ることが重要です。「代々作ってきた野菜だから」「地域にあっていて作りやすいから」と選んでいてはNG。

消費者が今必要としているものが、売れるもの。消費者のニーズにあわせて作るものを変えていくことも大切なのです。

どんなに良いものを作ってもニーズがないと高値では売れない

「トレンドにあわせて作るものをコロコロ変えるなんてできない。本当に美味しい野菜、良いものを作ればきっと高値で売れるはずだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。

もちろん品質の良い野菜を作ることは重要です。ですが、品質を上げることは容易ではありません。コントロールできない天気や病気などにも左右されてしまいます。苦労して品質を上げても、収益はそれほど変わらなかったということも多いでしょう。労力を考えると割にあわないことも。

どんなに品質の良いものを作ったとしても、野菜の種類別に大体の相場価格は決まっています。そもそものニーズがないと高値で販売することは難しいのです。

消費者のニーズを知る3つの方法

これまで消費者のニーズを知り、ニーズに合わせて商品を作ることが大切だと解説しました。では、農家が消費者のニーズを知るためには、何をすればいいのでしょうか。

今すぐできる3つの方法を紹介します。

1.品目別に市場でどの程度値付けされているのか確認する

消費者のことを知るためには、まずはスーパーマーケットに足を運んでみましょう。青果コーナーでどのような種類の野菜がどの程度の価格で販売されているのかを確認してみてください。

旬の野菜や、地域の特産品などは安価で販売されているでしょう。一方、アスパラガスやビーツなどの西洋野菜は高値で販売されています。どんな野菜が高値がついているのかを確認することで、「消費者からのニーズはあるが、生産者が少ない」商品を知ることができます。

また、スーパーマーケットとデパートでは、価格の違う野菜も多くあります。一般的にデパートで販売されている野菜の方が高価ですよね。では、なぜデパートの野菜は高価なのかを考えてみましょう。

「糖度が高くて一般的なものより甘い」「オーガニック・有機栽培で作られている」など付加価値がついていることに気づくのではないでしょうか。

このように実際売り場に行き、消費者のニーズを探りながら、どのようなものだと高値になるのかを知ることが大切です。

2.食のトレンドを確認する

どんな野菜のニーズが高くなるのかは、食のトレンドによっても大きく変わります。

東南アジアの料理がトレンドになったときには、香草であるパクチーの人気が高まりました。独特な香りが特徴的なパクチーは、一度食べるとくせになるとファンになる人が続出。スーパーマーケットでも販売されるようになると、瞬く間に人気の商品になりました。今では、一過性のブームではなく、定番の商品になっています。

また、SNSで色とりどりの料理が人気になっている今、野菜もカラフルなものを求める消費者が増えてきました。赤いトマトだけではなく、黄色や緑、黒色のものまで。キャベツは紫色のものも以前よりもよく売れるようになっています。

料理への関心が高まっているため、ビーツやペコリスなどの変わった野菜、西洋野菜なども少しずつ食卓に並ぶように。

このような食のトレンドを意識して新しい野菜に挑戦したり、まだスーパーに並んでいない野菜を作ると希少性から高値で取引されるのです。

3.料理人・シェフの欲しい野菜を聞き出す

食のトレンドを作っているのは、世間だけではありません。料理のプロであるシェフたちからトレンドが始まることも。そのため、今料理人たちが必要としている野菜を作るのもポイントだと言えるでしょう。

野菜にこだわっている料理人は、欲しい材料を作っている農家が見つからなくて困っていることも。どんな野菜が欲しいのか聞き出し、売られていない野菜が特定の料理人のために作ることもおすすめです。

「料理人とのコネクションなんてないよ…」という人は、まずは馴染みのお店の料理人と話してみるのもよし。珍しい商品をまずは作ってみて売り込みに行くのもおすすめですよ。

アピール方法を考えることもポイント

世の中のトレンドやニーズを読んで野菜を作った後は、より多くの人に届けるためにアピール方法を考えることもポイントです。

トレンドに敏感な人たちは、あなたの作った新しい野菜に飛びつくでしょう。ですが、一般的な消費者までに届けるにはもう少し工夫が必要です。トレンドが一過性ものもではなく、一般的な家庭の食卓に並ぶようになると、より売上が安定しますよ。

ではさっそくどのような方法でアピールするのか確認していきましょう。

お皿に入れたイメージが想像できるものを

野菜はそのまま食べることは少ないもの。生で食べる場合でもサラダを作るなど加工しますよね。そのため、食卓に並んでいる様子や、料理に加えたイメージが想像できることがポイントです。

例えば黄色のトマトだと、サラダに入れたときに彩りが鮮やかになることが容易にイメージできますよね。料理になった状態が想像しにくいものの場合は、料理写真も展示をし「自分も作ってみたい!」と思わせるなど、工夫をすることがおすすめです。

食べ方・レシピを提案する

新しい野菜の場合、「面白そうだけど、どうやって食べたら良いのかな?」と悩んでしまう人も多いもの。そこで、食べ方やレシピも売り場で紹介しましょう。

一般的な家庭に常備されてある調味料や食材を使って作れるレシピを提案することで、「この1品を加えるだけで、新しい料理ができる!」とチャレンジするハードルが下がりますよ。

これからは「医食同源」の視点

食への意識が高まっている中、これからは医食同源の視点で食品を選ぶ人も増えていくと考えられます。

新しい商品のアピールをするときには、栄養価の高さや健康へのプラスの働きを説明すると、手にとってもらいやすくなるでしょう。

市場価値の高い作物を作っていくために

市場価値の高い作物を作っていくためには、まずはリサーチをすることが大切です。本業の傍ら時間を作ることは容易ではありませんが、これからのビジネスのためには、大切な仕事のうちの一つ。

まずは市場リサーチから始めてみてはいかがでしょうか。

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